DMM FX / MARGIN CONTROL

DMM FXの追証とロスカットは別物
維持率100%と50%を整理

DMM FXには、毎営業日の終値で判定する「追加証拠金」と、取引時間中に証拠金維持率50%以下で動く「ロスカット」があります。100%を下回っても直ちにロスカットとは限らず、逆に追証の期限前でも50%へ達すればロスカットの対象です。

2つの強制決済ルート

追加証拠金を期限までに解消できない場合はマージンカット、証拠金維持率が50%以下になった場合はロスカットです。判定の時刻と条件が異なります。

追加証拠金とロスカットの違い

項目追加証拠金ロスカット
基準証拠金維持率100%未満証拠金維持率50%以下
判定毎営業日のマーケットクローズ後取引時間中に監視
対応入金またはポジション決済等で不足額を0円へ未約定注文を取り消し、全ポジションを強制決済
未解消時翌営業日04時59分まで。未解消なら05時00分にマージンカット基準到達時に執行。指定レートは保証されない

通常時の公式ルール。休日や取引時間、システム状況によって取扱いが異なる場合があるため、発生時は取引画面の案内を優先してください。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率 =(純資産額 − 注文証拠金)÷ ポジション必要証拠金 × 100未約定の新規注文に必要な注文証拠金も、余力の計算へ影響します。

純資産額は口座残高へ評価損益などを反映した金額です。相場が不利に動いて評価損が増えると、分子が小さくなり維持率が低下します。新規の未約定注文があれば注文証拠金も差し引かれます。

必要証拠金6万円のポジションで見る

注文証拠金が0円、ポジション必要証拠金が6万円で変わらないと仮定した簡易例です。

純資産額維持率状態
12万円200%100%・50%のどちらも上回る
9万円150%100%・50%のどちらも上回る
5万9,000円約98.3%終値判定なら追加証拠金の対象
3万円50%ロスカットの対象

説明用の固定条件による単純計算です。実際のポジション必要証拠金、純資産額、判定結果は取引画面で確認してください。

100%を下回った瞬間に追証とは限らない

追加証拠金は、毎営業日のマーケットクローズ後の判定で証拠金維持率が100%を下回った場合に発生します。日中に一時的に100%を下回ったというだけで同じ判定になるわけではありません。ただし、そのまま50%以下まで低下すれば、終値判定を待たずロスカットの対象になります。

追証が発生したら「不足額だけ」では余裕がない

公式ルール上は、期限までに追加証拠金額以上を入金するか、ポジション決済等によって追加証拠金額を0円にする必要があります。ただし入金後も相場が動けば純資産額は変化します。表示された不足額ぴったりの対応では、再び維持率が低下する可能性があります。

  1. 取引画面で追加証拠金額と解消期限を確認する
  2. 入金反映の時間と、金融機関側のメンテナンスを確認する
  3. 決済する場合は、数量と残るポジションの維持率を確認する
  4. 相場変動を含め、解消後にも余力が残る対応を検討する

ロスカットでも損失額は限定されない

証拠金維持率が50%以下になると、未約定注文が取り消され、原則として全ポジションが強制決済されます。しかし急変時、流動性低下時、注文集中時などは基準を大きく下回るレートで約定する可能性があります。預けた証拠金を上回る損失もあり得ます。

事前にできること

必要証拠金ぎりぎりで建てず、取引数量を抑え、許容損失に合わせた逆指値を検討します。逆指値も指定レートでの約定を保証するものではありません。

参照した公式資料

取引条件は2026年9月7日に確認しました。追加証拠金が発生した場合は、取引画面に表示される金額と期限を必ず確認してください。

DMM FXのコストシートを見る →

DMM FXのミニ・通常・ラージを比較する →

FX各社のロスカット基準を比較する →