FX TAX / E-TAX INPUT
FXの確定申告をe-Taxで入力する順番
先物取引・経費・繰越損失
国内の一定のFX収入は、作成コーナーで「雑所得(その他)」ではなく「先物取引」から入力します。先に全口座の損益と必要経費を集計しておくと、画面を行き来せず入力できます。
国税庁の案内:申告する所得で「先物取引」を選択
その後、「収入・所得の入力」画面の「先物取引に係る雑所得等」からFXの収入を入力します。画面名や配置は申告年分によって変わる場合があります。
入力前にそろえる資料
- すべてのFX口座の年間取引報告書・年間損益報告書
- 対象となるCFD・先物等の年間損益資料
- 必要経費の明細、領収書、家事按分や減価償却の計算
- 前年以前の申告書付表(繰越損失がある場合)
- 給与の源泉徴収票など、FX以外の申告資料
- マイナンバーカードと対応スマートフォン等の送信環境
作成コーナーでの入力順
- 申告する税目で所得税を選ぶ
- 提出方法と本人確認方法を選ぶ
- 給与など他の所得情報を入力・連携する
- 「申告する所得の選択等」で「先物取引」を選ぶ
- 「先物取引に係る雑所得等」へ年間損益と経費を入力する
- 前年からの繰越損失があれば該当額を入力する
- 控除、住民税等に関する事項、還付・納付情報を確認する
- 作成された申告書・明細書・付表を確認して送信する
2026年分の作成コーナーは公開後の画面案内を優先してください。この記事は、現在公開されている国税庁の案内に基づく準備順です。
先物取引の入力項目を準備する
| 項目 | 準備する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 種類 | 外国為替証拠金取引 | FX会社ごと、または案内に沿った単位で整理 |
| 決済年月日 | 年間取引報告書に基づく期間・日付 | 個別取引を入力するか年間集計するかは当年画面を確認 |
| 数量 | 取引報告書等に基づく数量 | 入力画面・明細書の指示に従う |
| 差金等決済の利益・損失 | 確定した年間損益 | 未決済評価損益と混同しない |
| 手数料等 | 報告書の対象手数料 | 利益額へ反映済みか確認 |
| その他の経費 | 別途計上する必要経費 | 名称・金額・根拠を保存 |
複数口座は入力前に集計する
口座ごとの黒字だけを入力せず、同じ課税区分に属する全口座の年間損益を確認します。一定の国内CFD・先物等も同じ「先物取引に係る雑所得等」に含まれる場合があるため、商品名だけで除外しないでください。
必要経費の二重計上を防ぐ
年間取引報告書の損益に取引手数料がすでに反映されている場合、同額を「手数料等」や「その他の経費」へ再入力すると二重計上になります。外部で支払ったVPS、情報サービス、書籍等は、FX収入との直接的な関係と私用分の区分を確認します。
繰越損失がある場合
前年以前に提出した「申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)」の控えを用意し、年分ごとの残額を確認します。損失発生年から連続して申告していることが要件です。入力後に付表が正しく作成されているか確認します。
送信後に保存するもの
- 送信した確定申告書のPDF
- 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
- 繰越損失用の申告書付表
- 受信通知・受付結果
- 入力に使った年間報告書と経費資料
出典と確認日
- 国税庁「外国為替証拠金取引(FX)による収入がある場合」
- 国税庁 No.1522「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」
- e-Tax「作成コーナーで確定申告するために準備しておくべきこと」
- 国税庁「令和7年分 確定申告書等の様式・手引き等」
確認日:2026年9月9日。2026年分の画面・様式・入力項目は公表後に最新案内を確認してください。個別の申告判断は税務署または税理士へ確認してください。