FX RISK RATIO
証拠金維持率と使用率、100%の意味は逆
「100%でロスカット」と書かれていても、維持率と使用率では危険へ近づく方向が反対です。指標名を飛ばして数字だけ比べると、余力を読み違えます。
維持率は高いほど余裕がある
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100会社ごとの定義と計算対象を優先有効証拠金が10万円、必要証拠金が8万円なら維持率は125%です。相場が逆行して有効証拠金が減ると維持率は下がり、会社が定める基準へ近づきます。
使用率は高いほど余裕が少ない
証拠金使用率 = 必要証拠金 ÷ 口座価値等 × 100名称や分母はサービスの定義を確認同じ10万円と8万円を単純化して当てはめると使用率は80%です。必要証拠金が口座価値に近づくほど100%へ上がります。サクソバンク証券は証拠金使用率が100%に達するとロスカットと案内しています。
100%だけを横並びにしない
LIGHT FXやみんなのFXは証拠金維持率100%以下をロスカット基準として案内しています。一方、サクソバンク証券は証拠金使用率100%への到達が基準です。表面上は同じ100%でも計算方向が異なります。
- 指標名は「維持率」「有効比率」「使用率」のどれか
- 基準は「以下」「未満」「達したとき」のどれか
- リアルタイム判定か、特定時刻の追証判定か
- 一部決済か、全建玉の強制決済か
ロスカットは損失上限ではありません
相場急変や流動性低下で基準を大きく超えて約定し、預けた証拠金を上回る損失が発生する場合があります。アラート通知の受信も保証されません。
参照した公式資料
内容は2026年9月7日に確認しました。