FX POSITION SIZING

FXの適正ロット・取引数量を
許容損失から逆算する

必要証拠金から買える最大数量を出すのではなく、損切りになったときに失ってもよい金額から取引数量を逆算します。先に決めるのは「何Lot買うか」ではなく、1回の損失上限です。

特定のリスク率が全員の正解ではありません

「資金の1%」などの数字は計算例にすぎません。収入、資産、経験、今後必要になる資金、値動きへの心理的な耐性によってリスク許容度は異なります。

取引数量を決める4つの数字

  1. 口座資金:取引に使う資金。生活費や近く使う予定の資金とは分けます。
  2. 許容損失率:1回の取引で失ってもよい上限を、自分で設定します。
  3. 損切り幅:新規価格から逆指値までのpipsです。
  4. 1pipsの損益:通貨ペアと取引数量により変わります。
許容損失額 = 口座資金 × 許容損失率取引数量 = 許容損失額 ÷(損切り幅+想定コスト)÷ 1通貨・1pipsの損益円絡み通貨ペアでは、通常1pips=0.01円として計算。クロス円以外は円換算が必要です。

30万円・50pips・1%の計算例

口座資金30万円の1%を上限にすると許容損失額は3,000円です。米ドル/円などの円絡み通貨ペアで、損切り50pips、想定スプレッド0.2pipsとすると、1通貨あたりの想定損失は0.502円になります。

取引単位数量の目安想定損失扱い方
1通貨単位5,976通貨約3,000円予算に近い数量へ細かく調整
1,000通貨単位5,000通貨約2,510円端数を切り下げて予算内へ
1万通貨単位0通貨0円1万通貨では予算超過のため見送り

0.01円 × 50.2pipsで単純計算。スリッページ、スワップ、税金等は含みません。

Lotではなく通貨数へ直して比べる

1Lotが1,000通貨の会社と、1Lotが1万通貨の会社があります。同じ「1Lot」でも損益は10倍違うため、会社をまたいで考えるときは必ず通貨数へ換算します。通貨ペアによって取引単位に例外がある場合もあります。

必要証拠金の範囲内でも数量を減らす理由

必要証拠金は新規注文を出すための基準であり、許容損失額ではありません。最大レバレッジまで使えば、少しの逆行で維持率が大きく低下します。数量計算後に必要証拠金と維持率も確認し、両方の条件を満たす数量へ下げます。

逆指値があっても上限は保証されない

経済指標、要人発言、週明けの窓開けなどでは、逆指値より不利な価格で約定することがあります。金融庁も、相場急変時にはロスカットが適用されても証拠金を上回る損失が生じる可能性を案内しています。計算結果は上限保証ではなく、平常時の計画値として使います。

利確・損切り幅から損益分岐勝率を計算する →

自分の取引数量で1pipsの損益を計算する →

FX取引数量計算機で自分の条件を入力する →

必要証拠金の計算方法を見る →

FX会社の最低取引単位を比較する →

参照した公的資料

制度・資料は2026年9月8日に確認しました。

広告提携済み

証券・FX

松井証券

株式、NISA、FXなど、利用する商品の最新の取引条件を公式サイトで確認できます。

松井証券

松井証券への広告リンクです。申込み成立時に当サイトが報酬を受け取る場合があります。計算例や説明内容とは分けて掲載しています。