US STOCK / FX SENSITIVITY
米国株はドル円が1円動くと
いくら変わる?為替感応度早見表
米国株の円換算額は、保有株のドル評価額に比例して為替の影響を受けます。まず「ドル円が1円動いたときの金額」を計算すると、円高・円安リスクを把握しやすくなります。
結論:ドル評価額に1円を掛ける
円換算額の変化 = 保有株のドル評価額 × ドル円の変化幅ドル円が1円動く場合は、1,000ドル保有なら約1,000円、10,000ドル保有なら約10,000円変化します。円安方向なら円換算額は増え、円高方向なら同額だけ減ります。これは株価と保有株数が変わらない前提の為替影響です。
1円・5円・10円動いた場合の早見表
| ドル評価額 | 1円変動 | 5円変動 | 10円変動 |
|---|---|---|---|
| 1,000ドル | 1,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 3,000ドル | 3,000円 | 15,000円 | 30,000円 |
| 5,000ドル | 5,000円 | 25,000円 | 50,000円 |
| 10,000ドル | 10,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
| 20,000ドル | 20,000円 | 100,000円 | 200,000円 |
たとえば5,000ドル分の米国株を保有しているとき、ドル円が150円から145円へ5円の円高になると、株価が同じでも円換算額は約25,000円減ります。
株価変動と為替変動は別々に計算する
実際の投資損益では株価も動きます。購入時と売却時のドル評価額が異なるため、単純な「保有額 × 為替変化」だけで最終損益を出すのではなく、両時点を円換算して差し引きます。
円換算損益 =(売値 × 株数 × 売却時ドル円)−(買値 × 株数 × 購入時ドル円)売買手数料と為替コストを含める場合は、購入額へ加算し、売却額から控除します。10円の円高を株価上昇で補うには
1ドル150円で買い、売却時に140円になった場合、為替だけでは約6.67%の下落です。ただし必要な株価上昇率は「10円 ÷ 150円」では正確に求まりません。円換算額を維持する売値は次の式で逆算します。
損益分岐売値 = 買値 × 購入時ドル円 ÷ 売却時ドル円100ドル × 150円 ÷ 140円 = 約107.14ドル。コストなしでも約7.14%の株価上昇が必要です。為替コストとは分けて見る
ドル円が何円動いたかによる評価額の変化は「為替変動」です。一方、証券会社の適用レートに含まれるスプレッドや1ドルあたりの手数料は「取引コスト」です。為替手数料が0円でも為替変動リスクは残ります。
- 為替変動:市場のドル円が動くことによる損益
- 為替コスト:円とドルを交換する際の負担
- 株式コスト:売買手数料、最低額、上限額、現地費用など
- 税金・配当:目的に応じて別途確認する項目
評価額の基準時点を揃える
米ドルのまま保有している場合、円換算額は参考値として動き続けます。実際に円へ交換した金額と、画面上の参考円換算額を混同しないようにします。
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