FX SWAP / COST RECOVERY
FXスワップでスプレッドを
回収するまで何日?
受取スワップが積み上がっても、取引開始時にはスプレッド相当額の負担があります。何日分の付与で初期コストを上回るか、同じ通貨数へ換算して確認します。
結論:初期コストを1日分の受取額で割る
損益分岐付与日数 = 初期コスト ÷ 1日分の受取スワップ端数は切り上げます。スワップが支払いまたは0円なら、スワップだけで初期コストは回収できません。初期コストには、スプレッド相当額と別途かかる取引手数料を含めます。スプレッドが0.2銭、1万通貨なら相当額は20円です。
1万通貨・1日5円なら4日分
以下は計算方法を説明する仮定例です。現在の特定FX会社や通貨ペアの提示条件ではありません。
0.2銭
入力する仮定値
1万通貨
スプレッド相当額20円
5円
1万通貨・1日分
4日分
20円 ÷ 5円
| 付与日数 | 累計スワップ | 初期コスト差引後 |
|---|---|---|
| 1日分 | 5円 | −15円 |
| 3日分 | 15円 | −5円 |
| 4日分 | 20円 | 0円 |
| 7日分 | 35円 | +15円 |
| 30日分 | 150円 | +130円 |
1,000通貨でも回収日数は同じ?
スプレッド相当額とスワップがどちらも通貨数に比例し、固定手数料や端数処理がなければ、取引数量を変えても回収日数は同じです。上の例を1,000通貨へ縮小すると、初期コスト2円、1日分0.5円で4日分になります。
ただし、FX会社ごとの丸め処理、最低手数料、キャンペーン条件がある場合は比例しません。取引画面で実際に表示される数量別の受取額を使います。
保有日数ではなく「付与日数」で数える
土日や祝日の受渡し調整により、1日保有しても3日分がまとめて付く日や、付与がない日があります。回収日数の式で使うのはカレンダー上の経過日数ではなく、公式スワップカレンダーに表示される合計付与日数です。
4日分を一度に受け取って損益分岐へ到達しても、4日間ずっと保有したという意味ではありません。日数表記を分けて記録します。
為替が1pips動く影響のほうが大きいこともある
円絡み通貨ペアを1万通貨保有すると、1pips(0.01円)の値動きは100円です。上の仮定では1日分の受取スワップが5円なので、不利な方向へ1pips動くだけで20日分の受取額に相当します。
値動き損益 = 値幅(円)× 取引通貨数0.01円 × 10,000通貨 = 100円。スワップ損益とは別に計算します。スワップ額とスプレッドは変動し、為替差損やロスカットが累計受取額を上回る可能性があります。損益分岐日数は初期コストだけに着目した指標です。
比較時に揃える5項目
- 買い・売りの方向
- 同じ通貨ペアと取引数量
- スプレッドが適用される時間・数量条件
- 1日分へ換算した受取または支払スワップ
- スワップカレンダーの付与日数
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